はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員

米軍住宅基地内で訓練実施(米軍フェイスブックで公開)

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 池子米軍基地内にある「池子ペイントボール区域」で、米軍の訓練が行われていたことが、横須賀米海軍病院のインターネット上の「フェイスブック」(写真3枚)で公開されました。この訓練は横須賀米海軍病院によると戦術戦闘通常ケア教程で、これには横須賀基地を中心に、海兵隊員や水兵らが参加しました。訓練内容は、サバイバル訓練なとで使用されている着色されたペイントボールと呼ばれる模擬弾を使ったライフル射撃で、実践さながらの模擬弾が飛び交う中、負傷兵を想定したダミー人形を担架で移送し、後方に送る訓練のようです。

 日本共産党は、代表質問で抗議し、訓練をやめさせるよう求めましたが、平井市長は「事前の通告はなかった」、訓練の中止については「権限の及ばない」と述べました。また、40ヘクタール共同使用の予定地内については、「訓練はやらないでほしい」との見解を述べるにとどまりました。

共同使用では、恒久的な構造物(施設)はできない

 国有財産関東地方審議会は、池子の40haの取扱いを了承しましたが、その議論の中で、国は「共同使用」の場合、恒久的な構造物はできないと明言していました。日本共産党の代表質問で、平井市長は「恒久的な施設がどういうものか詳細に把握していない」と述べ、今後、具体的な整備計画を策定する中で吟味したいと述べていました。

 「共同使用」は、あくまで米軍のもとで、1年契約の更新で使用が認められるものとなっていることから、米軍がいつでも使用を取り消すことができるように、現状、恒久的な施設の整備を認めていません。