はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
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パソコン不法投棄問題で、関口正男議員が釈明、辞職勧告決議を可決

 9月1日に新聞報道された「市議によるパソコンの不法投棄」問題で、4日から開かれた第2回定例会では、初日から断続的に団会長会議が開かれ、本人から事情聴取が必要として、議会運営委員会で釈明を求めました。

関口正男(社民党)議員からは「市民と議会の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ありません」と会議冒頭に陳謝が述べられました。その後、各委員から問題の行為に及んだ経過の説明を求められ、関口正男議員は「詳細については申し上げられない」を内容については説明を拒みました。また、議員としての進退については「熟慮する」にとどまり、明言を避けました。

 この不法投棄問題は、関口正男議員が、今年4月10日、横浜市栄区にある横浜市民ふれあいの里「上郷・森の家」内の山林にパソコン4台を不法投棄し、廃棄物処理法違反の疑いから書類送検されたものです。

議会運営委員会の場で、本人から詳しい弁明はありませんでしたが、本人も新聞報道等の内容については否定せず、法令違反を事実上認めました。そのことから、議会内では各会派間の協議が行われてきました。その結果、定例会の最終日となる29日、議会運営委員会のメンバーで「関口正男議員に対する辞職勧告決議」を議員提案、全会一致で可決し、市議会として議員辞職を求めました。