はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
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追加建設による米軍基地強化に反対!比例の大森、4区の林予定候補が訴える

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基地強化止める共産党 池子の森周辺で大森比例候補訴え

 日本共産党の大森たけし衆院比例代表・神奈川5区候補は18日、米海軍・池子住宅地区=池子の森のある横浜市金沢区、逗子市の周辺を遊説しました。

 日米両政府は、池子の森の横浜市側を壊して、米軍住宅700戸を建設しようと計画し、逗子市では市長が計画の白紙撤回を求めて国を相手に裁判を起こしています。

 大森氏は、米軍住宅増設反対の運動が広がっていることをふれながら、住宅増設の大本にある空母の横須賀母港や原子力空母の配備、キャンプ座間への司令部移転など在日米軍再編・強化の反対を訴えました。

 そのうえで、憲法改悪で競い合う自民党、民主党の二大政党では在日米軍基地の強化は止められないと指摘し、「池子の森を守れ、米軍基地強化反対のみなさんの思いを日本共産党にお寄せください」と訴えました。

 逗子市では、林のぶあき衆院神奈川4区候補、岩室年治、橋爪明子両逗子市議も演説し、郵政民営化の問題点を指摘しました。

 金沢区で演説を聞いた田中満津子さん(73)は「主人が老人ホームに入所しています。10月から老人ホームで居住費や食費を払わなくてはいけなくなり、わずかな年金でやりくりしているので不安です。共産党が9人からもっと増えてもらわないといけませんね」と話しました。

          (しんぶん赤旗 2005年8月19日付「南関東のページ」)

【岩室 記】

総選挙を前にして、各党とも宣伝カーが走らせ、市内6ヶ所で街頭宣伝を行い、徐々に選挙並みの緊迫感が生まれています。

郵政民営化問題は、国会解散以降に特徴的に表れ、テレビ番組で注目される選挙区の各党予定候補が賛否を問われ、プラカードを上げさせられましたが、自民刺客は当然のように賛成、驚くのは自民造反組も賛成。民主党も賛成。反対は共産党のみ、これではっきりしたことは、郵政民営化に本当に反対しているは共産党だけということです。

 私の訴えは、小泉政権が進める「痛みを伴う政治」が、地方政治と国の政治に大きなねじれを生んでいることを話しました。

例えば、池子米軍住宅増設、介護保険、児童扶養手当、障害者自立支援法などの改悪案について、「意見書(決議)」を逗子市議会は全会一致で可決していること。また、全国で同様の意見書が提出されていること。これらの「意見書」が、それぞれ国の政治に異議を唱えているものであること。そのねじれの中で、市民、国民の側に一貫して立っているのが日本共産党であることを強く訴えました。

地方議員は、市民と身近に接し、その市民の痛みを直接、肌で感じているものです。党派に関係なく真面目な議員であれば、あるほどそれは強く感じているもので、党派を超えて共同も協力もして、政治を行なっています。

日本共産党が国政で前進することは、幹が太くなるだけでなく、ねじれを失くすことにつながります。

 今回の総選挙は、短期決戦の総力戦です。財界が狙う小選挙区制による二大政党づくりに、待ったをかけるためにも、日本共産党を躍進させたいと思います。