日本共産党逗子市議団

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2004年11月21日

戦争遺跡 「貝山地下壕」の見学会 (横須賀市)

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 11月21日(日)、くらし・平和・民主主義を守る逗子・葉山懇談会の主催で、戦争遺跡「貝山地下壕」の見学会が行われ、25人(小人5人)が参加しました。
 貝山地下壕(写真)は、戦前に航空隊の格納庫として作られたと言われ、近辺には野島(横浜市金沢区)や夏島などに多数の地下壕が作られ、その建設工事には、強制連行された朝鮮人労働者が働かされた事実も発見され、調査が進められています。
 地下壕の場所は、横須賀市追浜浄化センター内の裏山にあたる位置にあり、参加者は半分近く埋まっている入口部分から入りました。地下壕内はかなり広く作られ、縦横に掘られ、延長距離もかなりのもので、全部を走破すれば数キロになるもので、参加者は持参した懐中電灯を頼りに歩きました。当時、日本軍が空襲を避け、本土決戦を前にして、大規模な地下壕を造っていたことを知る上では貴重なものです。参加者からは、規模に驚く一方で、「これだけのものが何にも役にたたず、なんて無駄なものを造ったものだ」という感想が述べられていました。見学終了後、近くにある「海軍航空技術廠(本庁舎)」の建物を見学しましたが、戦争遺跡保存を願う市民の声があがっていたにもかかわらず、横須賀市が保存方針を打ち出さなかった結果、すでに解体工事が始まり、建物の一部が残るのみとなっていました。航空技術廠は、終戦間際には特攻専用の「桜花」などを開発していました。

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【岩室 記】
 貝山地下壕を初めて見学し、巨大な施設が地下に造られていた事実には驚きました。私は、横浜市金沢区の金沢小学校に通っていたことから、野島公園の周辺には友人も多く、野島周辺を駆け回って遊んでいました。そのことから野島山の飛行機を入れる地下格納庫があるも知っていましたし、その中にも入って探検した覚えがあります。
 当時の私には、見上げるような格納庫は、山をくり貫いた単なるトンネルにしか見えず、戦争の影を感じることはできませんでした。
 今、自衛隊の海外派兵や憲法「改正」の動きなど、私たちの周辺にきな臭い戦争の影が伸びていることも事実です。私の父母は、戦争をわずかでも体験した世代でしたが、私の世代は、全く戦争体験がない世代であることを考えると、改めて戦争があった事実や戦争の本質(暴力、破壊、人権侵害)について、次世代へ伝える必要を強く感じました。

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