日本共産党逗子市議団

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2019年10月27日

JR横浜支社による山の根踏切に関する住民説明会開かれ、廃止案に住民が強く反発。

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↑山の根踏切 (県道側)

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↑線路内 

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↑山の根踏切 (逗子2丁目側)

10月27日、市役所でJR横浜支社による山の根踏切に関する住民説明会が行われ、岩室・橋爪議員も参加しました。会場もほぼ満席、事前にJR側が廃止方針を示すのでないかと危惧する市民の方が多く参加されていました。

最初に桐ケ谷市長から地元2つの自治会との話し合いも行い、住民の存続の声が多いことは受け止めながら、市長の立場からは、死亡事故が発生している以上、「廃止」は止む負えないと判断しているこが説明されました。

その後、JRから山の根踏切(長さ35.5メートル、通路幅2メートル、線路9本、歩行者のみ通行可)の廃止について、これまでの検討内容の説明がされ、現状の第四種踏切から、第一種踏切(遮断機・警報機設置)への改良は困難とされました。その理由は①警報機等設置した場合、一部が県道側に出てしまうこと。そして県道側には歩行者の待機場所(滞留場)もない。②引き込み線廃止には関係会社の理解、調整が難しい事が明らかにされました。

 次に踏切の廃止統合から逗子駅の金沢新道踏切の利便性向上については、①遮断機の開閉時間について、朝7時台の1時間、約34分間が閉まっているものを、約5分間短縮を図り、29分とすること。②線路内の歩道が、現状は左・右80cm程度を両側とも2m幅に拡幅する。以上の2点が示されました。

 山の根踏切の利用してきた市民にとって、廃止は実生活に大きな影響があります。また、一方で危険な踏切をこのままの状態にしていくこともできません。過去にも小学生が事故で亡くなり、その傷ましい事故は、山の根地域の子供たちの命を守るために、逗子小学校区から踏切を使わない久木小学校区に変更されたことも伝えられたいます。一日早く、JRと住民の合意がされて、解決されることが望まれています。

【説明会の資料】

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↑手前の線路が引込線、本線は上下線2本、写真は踏切付近を走る電車です。

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↑山の根踏切から逗子駅方面(金沢新道踏切)を望む。

【住民の意見】

 質疑では、最初に3丁目の山の根親交会の会長から「明治22年に鉄道が敷設され、130年間にわたり住民の通行が認められ、通行権がある。住民の中には高齢者も多く、300メートルに遠回りすることになる。踏切が閉鎖されることは地元住民は受け入れられない」と切実な意見を出されていました。その他にも「防災上の観点から、逗子2丁目から高台の山の根側に避難する場合、どうしても必要な避難通路となるので、踏切は残すべきだ」「金沢新道踏切の改良工事は、山の根踏切の廃止を前提にすべきではない」「京急神武寺駅からの引き込み線について、本線の線路につなぎ、引込線を廃止できないのか」

【JRの主張と判断】

 JRは、基本的に踏切廃止を進めている。山の根踏切の廃止を前提にした金沢新道踏切の改善であり、切り離してJRだけで改良工事は行わない。金沢新道踏切内の道路は、神奈川県から要請があれば検討、但し、県が整備負担となる。踏切廃止は、JRが勝手にできると考えていない。市や県、住民の理解で行う。山の根踏切は、死亡事故の踏切であるので、運輸安全委員会から指導がされると思う。これまで事例では「廃止」もあり得るということです。通行権については、踏切内の通路は公の道路ではなく、法的にも通行権は発生しないと判断している。京急新逗子駅や市役所に向かう場合、山の根踏切を通過した場合5分程度、金沢新道踏切では7分、2分の違いしかない。

【JRの参考説明の一部】

★山の根踏切の1日あたりの利用者数は?  15年前は340人、5年前は240人、今回は200人程度ということです。

★国鉄からJRに移行後、山の根踏切の接触事故は? 1987年4月、2005年3月、2019年3月の事故計3件

★横浜支社の管内踏切は? 現在309か所、この間に廃止した踏切数は50か所。

★引込線は、京急神武寺駅からJRとを結ぶ線路。現在でも車両製造会社(旧東急車両)からの車両の運搬移動用に使われている。

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