横浜市 磯子第二ポンプ場滞水池施設
5日、市環境都市部河川下水道課の主催した「磯子第二ポンプ場雨水滞水池」(以下「磯子滞水池」)見学会が行われ、市民と市議も参加し、岩室・橋爪両議員も参加しました。今回の見学会は、新宿に計画している「滞水池」とは、どのようなものかを知ってもらうため企画されたものです。市議会では周辺住民から提出した陳情が了承され、市当局も引続き「計画」に対する理解を得ていかなければならない状況にあります。磯子滞水池は周辺地域が合流式下水道であるため、雨天時にこの施設に集められ、南部水再生センター(下水処理場)に送る前に、一時的に汚水を溜める施設だけの機能でなく、簡易処理(沈殿処理又放流も可能)もできる代替的役割も果たすことができるということでした。磯子滞水池の上屋部分は「磯子海の見える公園」として市民に開放されていました。逗子とは、滞水池という機能と役割は同じでも、施設規模は比較にならない大きさでした。合流式下水道の改善を進めるには、それぞれの自治体の実情を十分に考慮し、「計画」が策定される必要性があると強く感じました。
