日本共産党逗子市議団

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ごみ処理 市政問題 逗子市

2019年12月21日

ごみ処理広域化の市民説明会、地元池子と市役所で開かれる

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↑池子会館の説明会

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↑市役所の説明会

 12月21日、ごみ処理広域化(逗子市・鎌倉市・葉山町)の市民説明会が、池子会館(6市民人・議員1人)と市役所(市民19人・議員3人)で行われました。ごみ処理広域化問題は、4市1町(人口70万人)の検討でスタート、途中で2市(逗子市と鎌倉市)に分かれ、さらに葉山町が首長交代で横須賀市と三浦市の計画案から離脱、2市に葉山町が加わり、そのような中で、逗子市と葉山町が先行して、ごみ処理と資源化を具体的(焼却・容器包装プラ)に取り組みを始める状況となっています。今回、2市1町の「覚書」に基づいて、今後10年間(2020年~2029年)の「ごみ処理広化実施計画素案」を作成、住民説明会とパブリックコメントを行ない、策定を進める状況にあります。

 日本共産党は、当初の4市1町の計画案では、大規模な焼却施設を横須賀と逗子に整備し、財政的負担もあって反対しました。その後、2市の検討、続いて2市と1町の検討において、各自治体が環境と財政の負担が公平な形で、効率的な処理方法の検討を期待していました。しかし、当初、鎌倉市は焼却施設整備を目指しながら、市民の反対によって、焼却施設整備を取り止め、自区外への全面搬出方針を打ち出しこともあり、逗子市が2025年からは鎌倉市のごみ焼却の一部(当初3000トン)を受け入れ、逗子市の焼却炉は2034年度まで稼働し、運転が停止した以降については、すべて2市1町の自区外への搬出、処理を委託するものとなっています。

 日本共産党は、今回の計画(中期)でなく、将来の長期計画も示し、財政状況も考慮し、生ごみ分別収集や環境負荷への配慮など、市民へメリットとデメリットをわかりやすく説明し、理解と協力が得られる事が必要であると強く要求しています。

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 計画素案の成否は、①2市1町が生ごみ分別の収集に住民の協力が得られるか。そして、その資源化の結果、焼却量を大幅に減らすことができるかです。②生ごみ分別の資源化施設を鎌倉と葉山に整備を図ることにできるか。③可燃ごみの中継施設を鎌倉(名越焼却炉後に整備、逗子分を受け入れる)と葉山(旧焼却炉に使用中)を稼働させること。2市1町のごみ焼却が減れば、鎌倉市の受入量は増えることになります。これから計画決定、議会の関連予算の可決承認、様々な課題が解決し、収集方法(逗子・鎌倉は有料でステーション回収、葉山は無料で個別回収)も各自治体が違い、市民の理解と協力が得られるには、これからも十分な情報公開と提供、そして丁寧な説明が必要ではないでしょうか。

 逗子市は焼却を14年間担うことになり、運搬と焼却の環境負荷を負うことになります。その代わり焼却炉の効率運転を可能として、2025年以降のおおよその試算は、焼却の経費年間6億円は、現在の逗子市の負担している4億円から2億円に減り、葉山町(2億円→1億円へ)と鎌倉市(3億円)から計4億円の負担を見込めるとしています。

 生ごみ分別は2024年から実施されます。市当局は、逗子市は平成26年に久木ハイランド地域て実施した調査結果もあり、56%の協力、その組成率で異物混入率は10%と説明、市民の協力を求めていくとしています。しかし、40%は可燃ごみへ投入したことになり、分別収集の難しさがある事は間違いありません。

 国のゴミ処理広域化の方針は、小規模焼却炉を認めず、集約化を進めることが前提となっているために、2市1町の人口規模(焼却量)から焼却炉の新規整備を断念、計画素案でも、今後は民間か、近隣自治体の大型焼却施設に頼ることを想定しています。

 市民からの質問と意見は、「ごみを減らす努力をしてきた市民からみれば、生ごみ分別は無料でなく、有料を継続すべきだと思う」「説明会への参加が少ない、周知も十分でなく、説明会は計画策定に向けての茶番ではないか」「計画素案には、将来への展望が示されていない」「逗子市が焼却を担うなら、葉山と鎌倉市の焼却ゴミは、公平な負担を求めているのか」「鎌倉市から搬入方法は?」などありました。

 市当局の説明では、「環境クリーンセンターへの車両搬入は、一日当たり逗子市が2トン車直営5台で6便(30往復)と民間委託2トン車4台で4便(16往復)、合計46便。葉山の車両搬入は、10トン車で4便(4往復)、鎌倉市の受入れでは、名越中継施設からの搬入となる」、「鎌倉の施設休止中に、ごみ受入れは、過去にも一時的に実施した経過がある」「鎌倉市に対する負担は、葉山町同様に今後の改修などの経費を負担していただく形で料金算定に加え、求めていく」「国の方針で、小規模で単独の焼却施設の整備ができない」「計画は10年間であり、それ以降は広域化を2市1町にとどまらず、広く民間、既存の施設を求めることになる」「生ごみ分別は有料化は、慎重に検討していく」など回答がありました。

※意見と答弁は要約です。

鎌倉市・逗子市・葉山町ごみ処理広域化実施計画素案

鎌倉市・逗子市・葉山町ごみ処理広域化の「覚書」

逗子市・鎌倉市・葉山町の焼却炉

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↑逗子市の環境クリーンセンター(焼却炉 2034年稼働停止予定)

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↑鎌倉市の名越クリーンセンター(焼却炉 2024年稼働停止予定)

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↑葉山町のクリーンセンター(焼却炉は使用不可・稼働停止 解体予定)

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