はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
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逗子市教育委員会の教科書採択、公開で自由な議論の中で、傍聴もできました。

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 8月7日、逗子市教育委員会の令和3年度の中学校教科書採択に橋爪明子議員が傍聴しました。
 教科書採択にあたって、採択の重点方針は以下の通りです。

1.教育基本法と学習指導要領を重視する。

2.検定済のすべての教科用図書を対象とする。

3.採択検討委員会の報告書や市民からの感想や意見は、重要な参考にするものの決定を左右するものではない。

4.実際に授業にあたる教員の意向は重視・尊重することを基本に重視する。

ポイントとして、

①学習につまずきやすい生徒にも使いやすいもの。

②日常生活の場面に結びつきやすいもの。

③学校行事や学校生活との関連が考慮されているもの。

④市の教育重点方針と関連が深いものとしました。

 教育委員会の議論は、1教科ごとに4名の教育委員が意見を述べ、2社に絞ったのち公開の場で多数決により採決が行われました。歴史教科書では、歴史の流れや見易さ、要所ごとの解説の充実などの意見があり「帝国書院」を採択。公民は系統的に学びこれからの社会を考えていく上で役に立つなどの意見があり「東京書籍」を採択。道徳は答えを出すのではなく、自分たちでの話し合いが大切。考え方感じ方のきっかけ作りなどの工夫が評価されて「光村図書」が採択されました。

 侵略戦争美化と改憲志向の「育鵬社」の歴史教科書は、藤沢市や横浜市で採用され続けてきましたが今年は不採択となりました。逗子では話題にも上りませんでした。

【歴史教科書】 帝国書院

【公民】 東京書籍

【道徳】 光村図書

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