はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
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12年3定 基地対 池子の森自然公園プロジェクトチームなど、市長報告がされる

9月10日、基地対策特別委員会が開かれ、池子問題の市長報告、全般調査が行われました。岩室委員からは県内代議士に対する「40ha共同使用」の要請行動、仮称・池子の森自然公園プロジェクトチーム(公園PT)の会議報告、親善交流などについて質問しました。

市の要請行動の中、衆院4区長島一由代議士(元逗子市長)からは、市の取り組みへの理解を表明された一方で、追加建設に言及し、長島代議士から「横浜市域住宅建設については、市は言及しないとしているが、周辺の環境保全については十分にその重要性を訴え、横浜市域住宅建設及び横浜市域へ通ずるトンネル整備による自然改変が最小限に抑えられるよう、努力していただきたい」と求められていました。岩室委員から、横浜側の追加建設に伴う改変は、予定地の半分が改変され、森に与える影響が大きいことを指摘し、代議士が心配することは十分理解できることから、その問題の市側の対応について、過去にも質してきましたが、今回改めて質しました。市長は(追加建設)具体的計画が示された中で考えていきたいと言う答弁にとどまり、代議士や共産党の意見に対し、積極的に対応する意向は示されませんでした。(写真・池子基地の横浜側にある六浦ゲート)

次に、国との「40ha共同使用」の交渉において、逗子市側から公共施設の建設について理解を要請していないことを質しました。市は国に対し、確認はできていないことを認め、公園計画の策定とあわせて、国に確認したいと言う答弁がありました。公園PTの「計画」策定作業(素案を10月末、全戸配布)からも、早急に国に対し、公共施設の建設ができるのか、できないのかを確認するように求めました。他の委員からも、この問題では市長の姿勢をただす質問がありました。

次に、地元池子の方から「基地内のイベントの騒音がひどい」と苦情があり、逗子市としての対応を質しました。市は地元への情報提供、騒音問題など米軍側には要請したいと答弁がありました。事実関係を確認すると、米軍から今回のイベントの開催の知らせが地元区長に伝えられたのは、数日前ということでした。これでは地元区長から住民に知らせようがありません。