はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
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福岡市 東部療育センター 教育民生常任委員会視察

ブログ・療育施設

      10月16日から18日まで、教育民生常任委員会の行政視察が行われ、初日の16日は、福岡の市立療育センターの施設見学と、職員から事業について伺いました。

 福岡市の療育体制は、昭和54年に相談や、診断、訓練、療育など機能を有する心身障がい福祉センターを開設し、対象児童の増加や支援の広がりにこたえ、平成14年に西部療育センター、昨年4月には東部療育センターが開設されました。

ブログ・療育訓練室②

 福岡市の7行政区中、東区の世帯数は約4600、人口約29,600人で、市内の約20%を占めています。東部療育センターのセンター長は小児神経科医で、就学前の障害のある児童を対象に通園部門(保育士・児童指導員)、相談部門(発達相談員・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・ケースワーカー・保育士)、管理部門(事務・栄養士・調理業務員)があり、専門スタッフも充実し、機能訓練の他に五感を鍛える感覚統合室など、様々な工夫がされています。又、障がいや子どもの特性に合わせ、椅子なども職員が試作品を作り、業者に発注しているとのことでした。調理室では、アレルギー食、子どもの状態に合せた食事を提供し、室内温水プールは、親子が自宅のお風呂以外の水に慣れ、事故なく安心して楽しめるように設置されています。施設のプールで水に慣れてから公園などのプールを利用すると伺いました。通園事業は1日平均80名前後、1クラス10名で職員が3人、個別対応が必要な児童はマンツーマンの対応です。そのほかに人工呼吸器などが必要で通園できない児童宅には訪問も行なっています。隣接地に小学校、中学校、特別支援学校もあることから、就学移行期や、就学後の連携も図られるとのこと。うらやましい限りです。

逗子市では、現在行っている未就学児童を対象とした療育事業に加え、対象者を18才までとして、療育教育総合センター整備が計画されています。子どもの特性や、障害に応じて、早い段階から適切な指導や、機能訓練を行なうことが大切と伺いました。  その為にも、ハード面、ソフト面合わせて、しっかりとしたセンターの整備が求められていることを痛感しました。PA160005

ぶろぐ・療育プール  ブログ・療育

 

ブログ・療育トイレ

ブログ・療育訓練室