はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員

いのちと平和を考える映画祭 主催は逗子・葉山九条の会

 6月17日、逗子文化プラザのさざなみホールで、逗子・葉山九条の会の「いのちと平和を考える映画祭」が行われ、岩室・橋爪議員か鑑賞しました。映画は「知っていますか?TPPの大まちがい」「放射線を浴びた『X年後』」の2本立てでした。

 

 「放射線を浴びた『X年後』」は、地方ローカル局の愛媛県にある南海放送が製作したものです。映画は米国の1954年3月1日から5月までの核実験によって、死の灰を浴びた漁船、その漁船員が多数いたこと。当時の日本政府が米国から200万ドルの補償を引き換えに、米国に対する損害請求などを放棄し、以降は放射能調査を打ち切ったこと。日本にも放射能が大量に降り注いだことを米国の公開された機密文書で明らかにしていました。

 ビキニ被災の覆い隠された歴史の真実に迫るものです。ストーリーは元高校教師の方を中心に、高校生も参加した活動、長期間にわたる漁船員へのインタビューを含めた現地調査、粘り強いの姿を映し出したドキュメンタリー映画でした。

 ビキニ被災では「第5福竜丸」が有名ですが、日本政府がわずかなお金で米国と話しをつけ、多くの被災者を救済もせず、日本国民の命も顧みなかった姿勢は、絶対に許せないものです。今、福島原発事故も忘れて、海外に原発を売り込む自公政権は反省もせず、再び同様の過ちを繰り返そうとしています。(岩室 記)