はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
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2013ずし平和デー 映画「内部被ばくを生き抜く」、鎌仲監督とのおはなし会

  8月25日、ずし平和デーの参加企画である映画「内部被ばくを生き抜く」と鎌仲ひとみ監督とのトークイベントが行われ、岩室議員も参加しました。

 映画は、被爆直後で被災者救護活動、その後も多くの被爆者の患者に携わった肥田舜太郎医師、チェルノブイリの医療支援活動を携わった鎌田實医師、東日本大震災直後から支援に当たり、東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦さん、チェルノブイリ事故後、現在のベラルーシで医療活動してきたスモルニコフ・バレンチナ臨床医師が、それぞれの立場から内部被爆の危険性を訴え、また、福島原発事故で放射能を浴びた幼稚園長と家族の心情、現実、取り組みを紹介しながら、放射線が高い地域で生きる不安も写され、その危険性を再認識することができました。

トークイベントは、島村輝さん(フェリス女学院大学教授)が担当し、鎌仲監督との間で話しが展開され、映画製作のきっかけなど、また、参加者からの質問を受け、それに答える形でも進められました。鎌仲監督が強調された意見は、私たちは無知ではいけない、真実を「知ること」と言うことでした。

 映画と監督のお話しを通じて、原発事故、その後も収束していない現実に、私たちがどうのように向き合い、どう行動するのか、それが参加者全員に問いかけられているような気がしました。