はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
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池子の森自然公園の自然エリア、土日・祝日限定で一般開放始まる

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池子の森自然公園の自然エリアについて、3月19日から土日・祝日に限定した一般開放が始まりました。この公園は、池子米軍基地の一部40haについて、「共同使用」の形で逗子市が管理運営することになったものです。すでにスポーツエリアの野球場2面、テニスコート3面(1面は米軍専用)、400mトラックがあり、市民の使用が始まっています。

今回の開放された自然エリアは、逗子市が行なった環境調査でも貴重な生物が確認されています。そのため、限定的な開園からのスタートとなっています。入口は池子ゲート側と久木側の二ヵ所です。

戦後70年以上にわたり池子の森は、米軍以外、誰ひとり自由に散策できませんでした。森全体から見れば一部であっても、自然環境を堪能することができます。ぜひ、一度足をお運びください。あわせて埋蔵文化財に興味のある方は、池子遺跡群資料館(無料)にお立ち寄りください。

また、市は池子の森自然公園の環境を守るための「見守りサポーター」を募集しています。

「共同使用」以降の問題は、思いやり予算で建設された米軍の運動施設について、「共同使用」の手続が進み、その施設が引き継がれる際、そのままの状態で逗子市へ管理を任さられた結果、老朽化と通常の維持管理(メンテナンス)など含め修繕や更新の整備が必要となってしまい、現在、莫大な費用負担が永年的に逗子市に求められている状況があります。維持管理や修繕費用は国からすべて補助が出るわけではありません。逆に現在も米軍は優先的に使用権が担保され、利用も無料です。一方の国民、市民は有料で使用し、行政も維持管理に負担していることを考えると、これでは自治体版の思いやり予算です。

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■公園内の奥にある米軍ゲート(↓写真)、倉庫やキャンプ場などがあります。

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■池子遺跡群資料館

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