はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
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第39回学童保育連絡協議会総会 議員との意見交換会、これからの市連協は…

004 4月16日、第39回逗子市学童保育連絡協議会(以下「市連協」)の総会が開かれ、議員との意見交換会に岩室年治が参加しました。

市内各小学校区に公設の学童保育が整備され、波の子学童保育以外は、民間事業者の指定管理者による運営が進められ、市連協への加盟組織は2団体(波の子・リス)となっている中で、今後の方向とあり方について議論がされました。

岩室議員からは、現在の学童保育への発展は、三十数年間にわたる運動によって、今の学童保育の充実した到達があることからも、引き続き市連協を継続する必要性を発言しました。

また、今年も新学期を迎え、学童保育の待機児童が生まれいること。保育園も「なないろ保育園」が新しく整備されても待機児が解消されたわけでなく、あわせて学童保育の待機児も年々増えていくことが考えられる。その結果、行政は対応しきれないことを理由にして、年齢の制限(学年)や厳しく定員の制限もかけることも考えられる。市の厳しい財政状況から予算配分がどうなるか、わからないことからも、これまで毎年積み重ねてきた学童保育の運動、市への働きかけ、要望活動は大切であることを話しました。

023 各学童保育から参加された役員との意見交流の中では、「太陽クラブ」(逗子)では待機児が生まれ、兄弟の一人が入れない深刻な報告もあって、早急に待機児解消が強く望まれていることが分かりました。また、「あおそらクラブ」(久木)では夏休みに地元小学校のプールが使用できず、池子第一運動公園プールまで行くには難しく、解決策がみつからない困難さを訴えられていました。

学童保育が法的にも、社会的に認知されてきた状況がありますが、今後も市連協として、保育園や幼稚園、子育ての関係団体、PTAや子供会とも関係を強め、連携を進めることが重要です。学童保育の将来的にも、子育て世代を応援する意味で、保育園と同様に潜在的な要求が大きくあって、それに応える取り組みが行政にますます必要となっています。