はしづめ明子 日本共産党逗子市議会議員
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那覇障害者就労支援センター (教育民生常任委員会視察)

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視察初日11月15日は、那覇障害者就労支援センター 「さわやか」を視察しました。この施設は、 平成18年4月の障害者自立支援法施行に伴い、障害者の就労を支援するための施設として設立されました。

施設の理念は、1、「地域で働きたい」気持ちを支援する。2、「真の自立」を支援する事です。

主な事業は、①就労相談事業、②就労移行支援事業、③ジョブサポーター養成派遣事業の3つの事業です。那覇市身体障害者福祉協会が指定管理者として①②を、③は那覇市の委託事業として実施しています。

定員20名のうち、開設当初は身体障害の方が多く、3年位の間隔で、知的障害者が中心になり、その後、精神障害者が多くなり、現在では、全国平均の倍近い精神障害者の就労支援が行われていると伺いました。「さわやか」では、年間10人以上の就労を目的に取り組み、昨年度は12名が一般企業に就職しています。

障がい者が働くためには、091企業と障がい者の間に入って職場環境や人間関係等を調整するジョブコーチや、仕事や生活に寄り添い、見守るジョブサポーター、障がい者を積極的に受け入れ、環境整備に前向きな企業など様々な条件整備が必要です。

福祉施策の充実はもちろんのこと、労働政策に正面から向き合い、積極的に施策展開して行くことの大切さを再認識することができました。

暮らしを守るのは自治体の重要な役割です。逗子市でも、障がいに応じた無理のない自立した生活ができるようにしていかなければなりません。

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